2024-05-17
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【#008】コーチをしていたら道が開けた話|「自分サイコー!」の時期は必要か
#008
「”自分サイコー!”の時期は必要か」
個人的には必要だと思います。
必要というと語弊があるかもしれません。
そういう時期があって良いと思います。
小6・中3・高3
自分が一番うまいと思いますよね。
職場においても、在籍歴が一番長い時はもちろんのこと、3年もいたら王様になっててもおかしくないです。
プレーヤーとしての自分は最高潮にあり、周囲からの信頼度も高い。
OJT・研修・普段の声掛けも行い、間違いなく自分を中心に業務が回っていてチーム内では無双状態。
こんな人、周りにいませんか?
自分サイコーキャラを皆さんはどんな思いで見つめていますか?
どんなポジションに自分がいるかで目線や気持ちが左右されるかもしれないですね。
同僚に「自分サイコー!」がいると、尻拭いに奔走する場面が増えていい迷惑、ということもあるあるです。
一方で、武闘派上司からすると「自分サイコー!で突撃する馬力が欲しい」と思ってたりもします。
管理職・リーダーとして、自分サイコーキャラとどう接するか。
2つのパターンを見てみましょう。
1. 尖っているものを押さえ込む
尖っている角を取るパターン。
「目立つな」「普通であれ」
同質化・均一化することがチームのMAXパワーを発揮できる、という思想。
2. 尖っているものをつなぎ合わせる
尖っている部分に追いつけと底上げするパターン。
強みをつなぎ合わせればMAXパワーを発揮できる、という思想。
どっちがいいとか優劣は無いけれど・・・
皆さんはどちらが好みですか?
わたし個人的には後者が好みです。
「根拠の無い自信」「怖いもの知らず」は若者の特権だと思います。
特に学生の間はノーリスクです。
失敗したからといって衣食住が奪われることはまずありません。
ノーリスクなのに大きな夢を描かないのは実にもったいない!
ノーリスクなのに小さく収まるなんて本当にもったいない!
ビジネスの場においても、ノーリスクとまではいかないまでも、
こんな風にリスクヘッジできるようになってます。
・新入社員の失敗は先輩がカバーできる
・先輩の失敗は課長がカバーできる
・課長の失敗は部長がカバーできる
・部長の失敗は役員や社長がカバーできる
おカタイ言い方をすると、上位職へ「正しい責任転嫁」をするための稟議・決裁システムがあります。
もし上位職がカバーできるようになっていなければ、職位ごとの決裁権限や裁量にどこか不備があります。
ということで、
若者はいけるところまで「自分サイコー!」で突き進んでください!
<管理職の皆さま>
放っておいても、どのみち若者は壁にぶち当たります(笑)
であれば、近くの壁よりも遠くの壁に当たってくれた方が良さそうに思いませんか?
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