2026-09-13
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居場所が一つしかなかったと、仕事が減って初めて気づいた
40代、50代になって、急に仕事の量や役割が軽くなることがあります。いわゆる「閑職」と呼ばれる状態です。正直なところ、最初は戸惑いが大きいですよね。「自分はもう必要とされていないのでは?」私自身も、似たような経験をしました。
ふいに訪れる「余白の時間」
「自分はもう必要とされていないのでは?」「この先どうなるのだろう?」そんな不安が心をよぎるのは、自然なことだと思います。
けれど時間が経つにつれて、「これは新しい生き方を考えるきっかけなのかもしれない」と思えるようになったんです。
不安の奥にあるもの
仕事から少し距離を置くと、心にぽっかり穴が空いたように感じる時期があります。でもその穴は、実は「余白」であり「可能性」なのだと思います。
忙しさの中では気づけなかった自分の気持ちに、ようやく耳を傾けられる。「自分は本当は何をしたかったのか」「これからの人生をどう過ごしたいのか」。そういう問いが、ゆっくりと浮かび上がってくるのではないでしょうか。
まずは健康を取り戻す
私が最初に取り組んだのは、体を整えることでした。40代、50代になると、無理がきかなくなってきます。
だからこそ、軽い運動やバランスの良い食事を意識するだけで、驚くほど気持ちまで軽くなりました。健康でいることは、自分を大事にする一番の土台なのだと改めて思います。
会社以外の軸が育っていく
次に手を伸ばしたのは、趣味や新しい学びでした。仕事が忙しかった頃は「やりたいけど後回し」にしていたことが、ようやくできるようになったんです。
読書をしたり、オンラインで新しい分野を学んだり、ちょっとした趣味に没頭したり。小さな積み重ねですが、自分の中に「会社以外の軸」が育っていくような感覚がありました。
それは肩書きでも評価でもなく、純粋に「自分が楽しむための居場所」でした。
居場所が一つだけではないということ
また、家族や友人との時間も増えました。忙しい頃はつい後回しにしてしまった関係に、改めて目を向けることができたんです。
一緒に食事をしたり、何気ない会話をしたりするだけで、心がほっとする。それは会社での評価や役割よりも、ずっと温かくて大切なものだと感じました。
さらに、趣味のコミュニティや地域活動に参加してみると、新しい仲間ができることもあります。居場所が一つだけでなく、いくつもあると心は安定するものだと気づきました。
昇進だけがゴールではなくなった
もちろん、これからの働き方を考えることも避けられません。ただ、以前のように「昇進だけがゴール」という考え方からは、少し離れました。
副業やフリーランス、転職など、選択肢はいくつもあります。大事なのは「会社にどう評価されるか」ではなく、「自分がどんな人生を望むか」という視点です。
閑職になったからこそ、自分のキャリアを柔らかく再設計するチャンスだと思います。
会社にしがみつかない、という選び方
結局のところ、40代・50代で訪れる閑職は「終わり」ではありません。むしろ「自分を大事にできるチャンス」だと思います。
健康を整え、趣味や学びで心を満たし、人とのつながりを育てる。そのうえで、会社にしがみつくのではなく、複数の居場所を持ちながら生きていく。
そうすれば、これからの人生はもっと軽やかに、もっと豊かに広がっていくのではないでしょうか。
私もまだ模索の途中ですが、一緒に「自分を大事にする生き方」を探していけたらと思います。
あなたの居場所は、いまいくつあるでしょうか。

